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視覚障害者の歩みをたどる

ー「ともに生きる」の探求ー

2025年10月16日

午後(13時30分から15時30分)

第1・第2会議室

日本盲教育史研究会事務局長 岸博実

話者は、1974年から2023年まで京都府立盲学校で働き、2012年からは日本盲教育史研究会の一員として、視覚障害者の歩んできた道を学んできました。


「記憶の力と手の技」によって生きるすべを見出した我が国の盲人たちは、江戸時代すでに「社会参画」の一つの姿を実現していました。


明治4年に当道座が廃止された後、近代的な盲教育の歩みが始まります。盲・ろう分離や義務教育化をめざした苦闘をたどってみましょう。近代の日本盲人史を、2018年に国の重要文化財に指定された京都盲院関係資料などを参照しながら描きます。


具体的には、文字の獲得をめぐる苦闘、視覚障害者の大学進学をめぐる秘話、戦時下の暮らしや戦への「動員・参加」、義務化の実現や特別支援教育制度への移行、点字をめぐる昨今の営みなどを採り上げます。


これらの話題の底には、「ともに生きる」社会をめざすうえで参考になりうる史実や知恵を掘り起こし・共有したいという願いがあります。

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