イベント内容 詳細

点字宣言 「未来へ点字をつなげる宣言」 筑波技術大学

11月1日(金)am10:30〜 会議室1.2

情報保障のデモ、「ディスプレイへの画像および要約筆記」の中継等を会議室4にて同時に。

体験発表 「点字に救われて今がある」
司会:橋 實(日本点字普及協会)
講演:杢代絵三子 立川純子

11月1日(金)am11:00〜 会議室1.2

おふたりとも、点字を勉強したのは成人されてからで、杢代さんは大学卒業後、語学指導をされ、落ちてゆく視力を考え、点字を習得、電話交換手を経て、いまはヘルスキーパーとして点字を活用しています。立川さんは、結婚後家庭に入られましたが、視力の衰えを感じ、点字を学習されました。その後、地元で「よみ点会」をつくり、その指導で活躍されています。

講演会 「点字と、音楽に支えられて」 和波孝禧 バイオリニスト

11月1日(金)pm1:00〜 会議室1.2

4歳の私にバイオリンを始めることを勧めてくださった弘田龍太郎先生は、「同時に点字も始めるように」と言われました。点字の重要性を知っている先生に巡り会えたことが、私の人生を決定づけたと言えます。学生時代に教科書、辞書、楽譜などを読みあさり、今も分厚い点字楽譜で勉強を続ける私。その生活の一端をお話ししながら、点字の魅力と奥深さに迫ってみたいと思います。

機器体験 「点字の読みと書きに、こんな方法とこんな機器」
司会 藤野克己(日本点字普及協会)

11月1日(金)pm2:00〜 会議室1.2

点字を読める視覚障害者をもっと増やすために、日本点字普及協会が取り組んでいる活動の中から、@Lサイズ点字の触読体験、A凸面点字器試作品の公開などを行います。

セミナー 「視覚障害者の就労 各種機器の利用状況」
司会 井上英子 視覚障害者就労生涯学習支援センター

11月1日(金)pm1:00〜 会議室4

視覚障害者の就労の実情、実際に働いている方の業務内容や支援機器の活用体験、支援機器の貸出や助成金制度について、等をそれぞれの方から説明・紹介・解説をします。支援機器は8階会場で多くが紹介されており、このセミナーを通じて視覚障害者の就労への理解が深まることを期待。

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やさしくトーク 「障害者差別解消法とは」
大胡田 誠 弁護士 つくし総合法律事務所

手話通訳付
11月2日(土) am11:00〜 会議室1.2

「視覚障害があることを理由にアパートの入居を断られた」、「盲導犬と一緒だったのでレストランに入れてもらえなかった」、皆さんはこんな体験はありませんか?本年6月に閉会した通常国会において、私たちの生活を変えることになるかもしれない重要な法律、「障害者差別解消法」が成立しました。全盲の弁護士である講師がこの法律の中身をわかりやすく紹介し、皆さんと一緒に、視覚障害者が生活しやすい社会を実現するための方法について改めて考えてみたいと思います。

やさしくトーク 「ITをわたしはこのように」
岩下恭士 毎日新聞デジタルメディア局

手話通訳付
11月2日(土) pm1:00〜 会議室1.2

「支援技術」と呼ばれる最初から障害者用に特別に開発された福祉機器はシンプルで使いやすい反面、一般市場から見るときわめて高価だったり、街中の量販店など手軽に購入できない、機能拡張性に乏しい、デザインが貧弱、アップデートなどのアフターケアがない、といった欠点があります。本講演では、iPadやiPhoneなどのアップル端末に標準搭載されているスクリーンリーダーVoiceOverの実演を中心に、職場や家庭など周囲の晴眼者と同じ環境で視覚障害者が利用できる汎用技術を活用しながら、ユニバーサルで経済的(フリー)なデジタルライフを実現する方法を提案。

やさしくトーク 「障害者の権利条約の状況」
長瀬 修 立命館大学客員教授

手話通訳付
11月3日(日) am10:30〜 会議室1.2

「障害者の権利条約」に、日本政府は2007年9月28日に国連本部にて外務大臣が署名しましたが、現在まで批准していません。この権利条約によって、日本の社会と人々はどの様に変わるのでしょうか、また、変わらなければならないのでしょうか。その背景と問題点をやさしく語ります。

ライフサポート学会 「視聴覚障害者バリアフリー技術研究会」 会長 坂尻正次 筑波技術大学准教授

11月3日(日) pm1:00〜 会議室1.2

ライフサポート学会は、1985年に設立され、障害者や高齢者のための福祉工学、生活・生命支援工学について研究、情報交換を行う学会としてフロンティア的役割を果たしています。

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企画展 桜雲会 協賛 日本児童教育振興財団 後援 茨城県自然博物館

11月2日(土)am10:00〜pm5:00 会議室4

「ホシオ君と宇宙を楽しもう」

バリアフリー科学絵本「ホシオ君天文台へゆく」は、ホシオくんがふしぎな天文台で、さまざまな宇宙の姿を発見するお話です。この絵本を、目で、耳で、触って楽しんでください。
嶺重慎先生(京都大学教授)、高橋淳先生(水海道第一高等学校教諭)、藤原晴美先生(元横浜訓盲学院教諭)
三人の先生方が、さまざまな宇宙の姿について、興味深く、楽しくお話になります。

 

「茨城県自然博物館 ハートフルミュージアムがやってくる」

ミュージアムパーク茨城県自然博物館の視覚障害者とともに自然を知り楽しむ活動を紹介。
大型隕石、水晶、大型アンモナイト化石、恐竜の骨、木材の標本パズル、種の拡大模型、野生動物の全身毛皮、野鳥のカービング、など専門家の解説と実際に手に触れてみましょう。

発表会 「全盲者による点図作成の研究成果発表」 株式会社ラビット

発表 荒川明宏 株式会社ラビット
11月3日(日) am10:30〜 会議室4

わかりやすい点図の作成には、健常者と視覚障害者の協力が必要です。しかし、視覚障害者が健常者作成の点図を直接直したり、視覚障害者自身が最初から点図を作ることはできません。今回大学入試センターの藤芳先生が研究されている「視覚障害者用点図作成システム」を紹介し、視覚障害者が独力で点図を作れる必要性やシステムに不足している機能などを考えてみたいと思います。

セミナー 「モバイルアクセシビリティの最新動向」
静岡県立大学 石川研究室

石川 准 静岡県立大学 教授
11月3日(日) pm1:00〜 会議室4

GPSレーダーの新しいバージョン、Facebook、Youtube、Dropbox、スマホ連携機能など、ブレイルセンス用の最新アプリを、開発中の未発表のものも含めて、詳しく紹介します。今後の開発計画についても説明します。

地震動の体験会 提供 東京消防庁

11月1日(金) am10:00〜pm5:00 会議室5
11月2日(土) am10:00〜pm5:00 会議室5

地震動シミュレーター(地震ザブトン)による地震動の体験会です。地震動シミュレーターは、全方向に動く一人乗りの自走式の椅子が、想定される東海地震の高層建物における長周期地震動や、東日本大震災を含む過去に発生した地震動を正確に再現するとともに、揺れと同期した室内映像をスクリーンに投影することにより、搭乗者が地震動を体験することができるものです。

企画展 「障害を乗り越えた偉人たち」
桜雲会 杉山検校遺徳顕彰会 温故学会

11月3日(日) am10:00〜pm4:00 会議室5

人生は喜びと感謝、杉山和一、塙保己一、ヘレン・ケラーの偉業を偲び、新子嘉規(京都府視覚障害者協会 理事)、永沼菜未(温故学会 研究員)、三浦拓也(東京ヘレン・ケラー協会 理事長)の各氏がそれぞれお話になります。合わせて、自由に触れることができる両検校ゆかりの品を展示し、恒例となったツボ体験コーナーも併設します。

体験会 「スマート点字、ヘレンケラーホン体験会」 桜雲会

11月1日(金) am10:00〜5:00 会議室3
11月3日(日) am10:00〜4:00 会議室3

ヘレンケラースマホは、体表点字を応用した盲ろう者の電話などの通信手段です。

相談会
「視覚障害者のための 聞こえについてのミニ講演会と相談会」
日本盲人会連合 情報部 東京都盲ろう者友の会

11月2日(土) am10:00〜pm5:00 会議室3
ミニ講演会の時間:10時30分〜、13時30分〜、15時30分〜

ミニ講演会では、補聴器を始めとした聞こえにくさを補う福祉機器などについてご紹介します。
ミニ講演会の後は、聞こえについての相談の時間も設けています。