サイトワールド2009 杉山和一(1610年〜1694年)生誕400年記念企画

『杉山和一を語る-視覚障害者福祉・教育の先達、日本鍼灸の管鍼術の開祖』

(9階会場・会議室5)

11月1日(日) 10時〜17時

財団法人 杉山検校遺徳顕彰会

杉山和一生誕400年記念事業実行委員会

 

江戸時代の盲人杉山和一は藩士の子に生まれましたが、幼くして失明しました。

刀を捨てて盲人として生きる事を決意し、艱難辛苦を克服して、盲人でも簡易に使える管鍼術を考案いたしました。

1682年には鍼治講習所を開設して盲人に鍼灸・按摩療法を教育し、我が国盲人の生業の道を開きました。

このことが現在の盲学校教育に発展しております。

フランスのバランタン・アユイが1974年に盲人教育を始めた100年以前のことであります。

また、和一の創始した管鍼術は世界に日本の鍼法として普及するにいたっております。

来年2010年は和一生誕400年となります。

この記念すべき年を期に世界に誇る和一の偉業を継承する拠点として資料館の創設、記念切手発行の記念事業の実現に取り組んでおります。

コーナーでは杉山和一に関わる展示、資料館模型、ミニ講演会を企画しております。

 

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