特別企画

(LoiusBraille,1809年1月4日-1852年1月3日)

ルイ・ブライユ生誕200年記念展
『点字以前 と 点字の歴史』

(9階会場・会議室4)

監修:広瀬浩二郎(国立民族学博物館 民族文化研究部 准教授)

監修:岩崎洋二(筑波大学附属視覚特別支援学校 教諭)

少ない材料から多くを表現するしたたかさ、常識にとらわれないしなやかさ。

ルイ・ブライユはそんな"点字力"を持つ視覚障害者の大先達です。19世紀、彼の名前はほとんど一般には知られていませんでした。

20世紀、彼は「点字の考案者」として視覚障害関係者の尊敬を集めました。

では、21世紀のブライユはどのように評価されるのでしょうか。

本コーナーでは筑波大学附属視覚特別支援学校の協力を得て、ブライユ生誕200年を記念して、点字以前、点字以後の歴史を振り返ります。

過去から未来へ。点字のしたたかさ、しなやかさを再認識すると同時に、ブライユ200年をともに喜びましょう!

ギャラリー・ツアーにあなたも参加しませんか

広瀬先生・岩崎先生が交代で、展示物と、その背景や影響、歴史的意義について説明いたします。

各開始時間前に、9階会場・会議室4の前にお集まりください。また、1回に参加できる人数には、限りが(20人程度)ありますので、早めに集合ください。

なお、見学だけの場合、記念展会場へは、いつでも入場できます。

ギャラリー・ツアー時間表

11月2日 11月3日 11月4日
1 -- 10:30〜 10:30〜
2 13:00〜 13:00〜 13:00〜
3 14:30〜 14:30〜 14:30〜
4 16:00〜 16:00〜 --

ルイ・ブライユ写真
点字考案者
ルイ・ブライユ
(1809-1852)

石川倉次写真
日本点字の父
石川倉次
(1859-1944)

ルイ・ブライユ

フランスの小村クプヴレの生まれ。3歳の時に、馬具・革靴職人の父親の錐で誤って眼球を突き破り失明

パリ盲学校在学中、フランス軍将校、シャルル・バルビエ(Charles Barbier)がもたらした、12点式の「暗号」を改良、横2×縦3の現在の点字を発明した。

これが世界で使われる点字となった。1852年肺結核のため43歳で没した。

点字を表す言葉は多くの国で、彼の名前から"Braille"(フランス語読みではブライユだが、英語読みではブレイルになる)と呼ばれる。

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